交通事故の金銭トラブル
防ぐために知っておきたい3つのポイント
Point①保険会社と軋轢を生まないために
交通事故でケガをした場合、交渉は相手側の保険担当者とします。補償内容の交渉だけでなく書類・手続きなど対応しなくていけないことはたくさんあります。その時こちらの思いをうまく担当者に伝えるための心得をご紹介します。
▫️味方を作る
交渉する保険担当者は、基本的に被害者の味方ではなく、加害者のために働きます。それを相手にひとりで交渉するのは心細いもの。交通事故に関する正しい知識を持った味方をつけましょう。弁護士、司法書士などの専門職以外に、多くの交通事故を扱っている治療院の先生も該当します。
▫️自分の要求を冷静に伝える
交通事故の被害者の中には、詐欺に近い状態で無理困難を被害者に突き付ける人もいます。自分の被害に相応の保障を受ける為には冷静に対応しましょう。
Point②自由診療か保険診療か
メリット
自由診療
◦保険治療上認められていない薬や手術などが受けられる。
◦十分な費用をかけられるため、じっくり手間と時間をかけてよりクオリティーの高い治療が受けられる。
保険診療
◦保険の点数単価が決められているため治療費を抑えることができる。
◦被害者であっても自分に過失がある場合、その過失分は治療費を負担しなくてはならないため自己負担を抑えられる。
Point③公的保険
保険は公的保険と私的保険があります。
交通事故に関する公的保険は医療保険と労働保険のうち労災保険の2種類となります。
まず医療保険には健康保険、船員保険、共済組合国民健康保険、後期高齢者医療制度があります。
会社員の場合、業務上または通勤中での交通事故の場合、治療費の自己負担は3割です。
メリット
◦事故の相手が保険に入っていないまたは自賠責保険のみの場合
補償される金額に制限がある場合、治療費を抑えることができます。
◦自分の過失割合が大きいい場合
自賠責保険では、自己の過失割合が7割を超えたら、損害補償が2〜5割の範囲で減額されます。しかし、公的医療保険や労災保険は過失割合による減額はありません。
お悩みの方はわかば鍼灸整骨院へご相談ください。