誰もが遭遇する可能性がある「交通事故」
いつ・どこで・誰と・どのように・どの程度 の交通事故に遭遇することになるかわかりませんが、統計では一生に1度遭遇するという比率で発生しています！
特に雨の日には、晴れている日と比べて発生頻度が３倍になるといわれています。
交通事故の症状
交通事故では沢山の怪我になる可能性がありますが、その中でも発生する可能性が多く、特に注意しなければならないのが『むちうち』という症状です！交通事故で起こる首の怪我の事をむちうちと言います。正式には『頚椎捻挫』『頚椎挫傷』『外傷性頚部症候群』などと呼ばれています。
なぜそのような首の怪我が起こるかと言うと交通事故で首に急激な過伸展・過屈曲が加わることで起きます。首の筋肉・靭帯・神経・血管などさまざまな損傷が考えられます。
むちうち損傷には『頚椎捻挫型』『根症状型』『頚部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)』『混合型』『脊髄症状型』のところ5つに分類することが出来ます！
1：頚椎捻挫
むちうち損傷で軽度のもので80％は頚椎捻挫型が占めます。首、肩周りの筋肉や関節を痛めてしまい、何もしていなくても痛みが出たり動かしても痛みがあり動かせなかったり『寝違え』の症状に似ています。
その他に感覚異常や頭重感・頭痛・項部痛・上肢疲労脱力感などの不定愁訴を訴えれれたりする事が多いです。約3週間で軽減するが、数ヶ月愁訴の持続することもある。
2：根症状型
椎間孔内外における神経根の圧迫によって起こります。頭部から上肢まで神経症状があり、咳やくしゃみ、上を向く動作や首を横に倒したり見たりする動作で症状が増加します。
他覚的には、分節性の感覚異常、深部反射の減弱、筋力低下、スパーリングテストやジャクソンテストなどの理学検査の陽性反応が見られます。
3：頚部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)型
頚椎損傷に際し、頚部交感神経が緊張、頚部交感神経節の枝である椎骨動脈神経の緊張に伴う椎骨動脈の攣縮とその分布領域の症状として起こるものと言われています。
他覚所見はほとんどなく、後頭部・項部痛・めまい・耳鳴り・視力障害・顔面・上肢・咽喉頭部の感覚異常・夜間上肢のシビレ感などの不定愁訴を主体である。
4：混合型
根症状型と頚部交感神経症候群型の混合
5：脊髄症状型
頚椎の脱臼骨折を合併した場合や頚椎症や・後縦靭帯骨化症を伴う場合には、脊髄症状を呈する場合がある。
症状は下肢よりも上肢に著名で上位頸髄が障害された場合には、横隔神経が損傷され呼吸麻痺により死の転帰を取ることもある。
寝違えによる頸椎捻挫と交通事故による頸椎捻挫の違い
寝違えをした時の頚椎捻挫と交通事故で起こるむちうち(頚椎捻挫)は同じ頚椎捻挫でも首にかかる負担は全然違います！
寝違えが起こる理由として、大部分は長時間不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、疲労した時などに不用意に首を捻ったり、肩甲骨を動かしたりした時に起こる一過性の筋痛に該当します。場合によっては炎症性の疼痛も見られることもあります。
寝違えと比べ、なぜむちうちでの症状が酷くなるのか？という点ですが交通事故が原因で起こる怪我は普段起こる怪我とは違い車の大きさやスピードによって異なり、普段起こる怪我より数倍、数十倍の負荷がかかるため症状が酷く出ることが多いです！
その為、背骨に大きな歪みが生じる場合もあり、改善せず放っておくと後遺症に移行する場合もあるため以前の事故が原因で様々な症状にお悩みの方も多数おられ、よくご相談に来られる方が多いです。つまり、交通事故後は些細な事故であっても必ずしっかりとしたアプローチが必要です！
当院での交通事故に対するご対応について
わかば鍼灸整骨院では患者様の症状や状態・お悩みなどをお聞きさせて頂き、お身体をチェック・確認させて頂きます！
当院は交通事故認定院ですので専門の知識による今後のアドバイスはもちろん、お身体の一早い症状改善に向けて交通事故専用のアプローチを患者様とご一緒に、期間・通院頻度も含め決定していきます！
交通事故に対するお悩みは全てサポートさせて頂く事はもちろんですが、もしものトラブルに対して『顧問弁護士の先生との連携』もさせて頂いております！
交通事故による症状やお悩み事を解決して、笑顔と元気な毎日を過ごしましょう！！
